MOSとは何か
当サイトではあらゆるビジネススキルを紹介していますが、特に強く紹介したいのがMOS資格取得です。
MOSはマイクロソフトオフィススペシャリスト(Microsoft Office Specialist)の略称です。
各オフィスソフトウェアにあるさまざまな機能を使いこなすスキルを証明するものです。
Word・Excel・PowerPoint・Access・Outlookと各オフィスソフトウェア毎に資格があります。
あらゆる業種において、MOSは実務能力を証明する汎用性の高い有効な資格といえます。
MOS試験の対策
MOS対策は公式問題集がお勧めです。
公式問題集も各ソフトウェア毎に分かれています。
MOS Word
Wordは基本的な文書作成ソフトウェアです。
業務で使う機会も多く、かつMOS試験の中で最も取得しやすい資格です。
初めてMOSに挑戦する方は、ぜひここから取得しておきましょう。
MOS Excel
Excelは表計算ソフトウェアです。
筆者が最も実務に有効だと思うのがこのMOS Excelです。
Excelの基礎知識を持っていることで、余計なトラブルで時間を取られるなどの無駄を減らし業務効率化に繋がります。
MOS PowerPoint
PowerPointは営業資料や発表資料作成に有用なソフトウェアです。
MOSの学習をしておくだけで、プレゼンテーションなどの発表に対する気持ちが全く異なります。
発表資料のクオリティが数段上達するので、発表自体も堂々としたものになり、周囲とかなり差をつけることができます。
上記3つの他にも、Access、Outlookの試験もありますが、この2つは他の試験を取得して余裕のある方や、特別業務で使う頻度が高い方向けです。
まずはWord、Excel、続いてPowerPointの資格取得というステップをお勧めします。
上級者向け
Word、Excelにはスペシャリストの上位互換、エキスパート(Expert)という資格があります。
より高度な知識と技術が求められる、レベルの高い資格です。
挑戦し甲斐のある資格ですので、ぜひ目指しましょう。
試験概要
MOSの試験は試験会場に用意されたパソコンを用いて、指示された操作ができるかどうかを判定します。
筆記試験は無く、パソコンによる実技試験(CBT)のみです。
年齢・国籍問わず誰でも受験できます。
オフィスソフトウェア毎、さらにバージョン毎に試験があり、2022年5月現在の最新版はOffice2019です。
試験時間
50分です。
受験料
一般価格 10,780円(税込)
学割価格 8,580円(税込)※学生証持参
いずれも2022年5月現在の情報です。
最新情報は公式サイトを確認ください。
受験申込
オンラインで受験申し込みが可能です。
筆者の所感
筆者は次の5種類のMOSの資格を持っています。
- MOS Word 2010
- MOS Excel 2010
- MOS PowerPoint 2010
- MOS Word 2010 Expert
- MOS Excel 2010 Expert
パソコン知識ほぼゼロの状態から、約3か月ほどで上位資格のExpertまで取得しました。
資格1つあたり30~60時間程度の勉強時間だったと思います。
これらのスキル、物凄く役立っています。
特に有効なのがExcelです。
関数を効果的に使いこなせるだけでも業務効率化に繋がり仕事の速さが大きく変わります。
現場の方を見ていると、
「なんでここがエラーになるの!?」
というように些細なトラブルで大きな時間が奪われてしまっていることがよくあります。
Excelの基礎知識を持っていることで、無駄な時間を過ごさなくてよくなります。
こうした理由から、すべてのビジネスマンにはMOSが有効であると思います。
まとめ
- MOSはWord・Excel・PowerPoint・Access・Outlookと各ソフトウェア毎に資格がある
- MOSの知識を使えば手間がかかっていた作業を一瞬で終わらせることも可能
- MOSの勉強は公式対策本が非常に便利
当サイトでは多くのPCスキルを紹介しています。