オンラインミーティングの準備項目
近年ではリモートワークが浸透し、オンラインで行う会議が増加しました。
頑張って会議資料を準備したものの、当日になってPCの不具合で大アセリ…なんて事態は避けたいものです。
オンラインミーティングで特に多いPCの不具合は以下の3要素が絡みがちです。
- スピーカー
- マイク
- カメラ
音が上手く聞こえない、映像が写らない等のトラブルは貴重な会議の時間をロスします。
Zoomなどのソフトウエアにはマイクテスト機能があります。
しかしZoomを起動するのは会議直前ということも多く、トラブルに気付いても時すでに遅し、というパターンも。
今回はWindows11の標準機能を使った「スピーカー」「マイク」「カメラ」の動作テスト方法を紹介します。
Windows11の標準機能を使ったテスト方法
「スピーカー」「マイク」はWindowsの「設定」から、
「カメラ」は標準アプリを使ってテストします。
スピーカーのテスト方法
まずは「スタート」から「設定」を開きます。
ショートカットキーを使う方は「Windowsキー」+「I」です。
「設定」が開きます。
左端リストより「システム」を選択し、続いて「サウンド」をクリック。
複数のスピーカーを接続している場合は上下に並んで表示されます。
使用したいスピーカーを選択します。
もしスピーカーが一つも表示されない場合、使用可能なスピーカーが接続されていない可能性があります。
スピーカーのプロパティが開きます。
「出力の設定」項目内に「テスト」ボタンがあり、クリックすることでテスト音声が流れます。
聞きやすい音量にボリュームを調整します。
スピーカーの種類によっては左右それぞれのボリュームを調節可能です。
マイクのテスト方法
マイクのテスト方法も途中まではスピーカーと同様です。
「設定」から「システム」、「サウンド」を開いた状態で下にスクロールし、「マイク」を選択します。
もしマイクが表示されない場合、使用可能なマイクが接続されていない可能性があります。
マイクのプロパティが表示されます。
「入力設定」項目内に「テストの開始」ボタンがあり、押した状態で発話することでマイクの動作確認が可能です。
入力音量が小さい場合はマイクを少し口元に近付けて再度テストを行いましょう。
周囲の雑音をマイクが拾っていないかを確認することも重要です。
カメラのテスト方法
続いてカメラの動作確認を行います。
Windows11に標準搭載の「カメラ」アプリを使用します。
スタートボタンか「Windowsキー」を押してスタートメニューを開き、「すべてのアプリ」を選択します。
下にスクロールし「カメラ」アプリを選択します。
アプリが多くてスクロールが面倒な場合は検索窓を使いましょう。
「カメラ」アプリが開き、映像が確認できます。
使用可能なカメラが接続されていない場合は「カメラが見つかりません」と表示されます。
問題なくカメラが動作した場合、カメラ位置を調整して会議に備えましょう。
背後に余計なものが写っていないか、カメラの画角を意識することが大事です。
まとめ
オンラインミーティングで重要なPCの機能「スピーカー」「マイク」「カメラ」のテスト方法を紹介しました。
- スピーカー、マイクはWindows11の設定機能からテストできる
- カメラは標準搭載のアプリで確認可能
- デバイスが表示されない場合は接続されていないか壊れている可能性がある
重要な会議の直前にZoomを開いてテストしても手遅れのリスクがあります。
余裕があるときに自身のPCが正しく動作することをチェックしておきましょう。
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