TOEICの重要性
グローバル化する社会において英語力の重要性は日々高まっています。
その中でもTOIECは英語力の基準として頻繁に用いられ、就職や昇進においても”○○点以上必須”など条件として使われることもあります。
現在筆者が務めている大手メーカーでも入社後の昇進においては一定スコア以上が必須です。
私は入社直後の試験ですぐにクリアしましたが、なかなかクリアできない同期も多く、先輩でも苦労している方もいます。
「学生時代からもっと勉強しておけばよかった」
「もう諦めた」
こうした声もちらほら聞くことがあります。
そのくらいTOEICは多くの方に関門としてのしかかることがあるのです。
TOEICは対策次第で決まる
基本的にTOEICはただの試験です。
英語力自体がそのまま点数に反映されるとは限りません。
英語が苦手でも、テクニックによってスコアを上げることも可能です。
そこで重要なのが、「正しい対策をする」ことです。
たとえば、あなたがTOEICのスコアを上げたいと思ったとします。
おそらくそのやる気が途切れないうちに書店に足を運ぶことでしょう。
そしてTOEIC対策本のラインナップの多さにきっと驚きます。
どれを選んでいいかわからなくなり、適当に一番前に置いてあったものを選んだり薄くて簡単そうな本を選んだりしてしまうかもしれません。
とにかく英語力を鍛えたいだけなら構いませんが、繰り返すようにTOEICはただの試験です。
闇雲に努力をするよりは効率的に試験のスコアを上げていくことが大事です。
オススメ対策本その1:公式問題集
まずTOEIC対策の王道ともいえる対策本がこちらです。
こちらはTOEICを主催している国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)が出版している公式問題集です。
出題形式は本番と全く同じ、リスニング、リーディングのすべてのパートが含まれています。
同封されているCDには本番2回分の音声が入っています。
2021年11月現在での最新刊はこちらです。
本番さながらの勉強ができるので非常に有効です。
オススメはリスニングのパート2問題を繰り返し聞くことです。パート2は1センテンスの質問に対して3択の問題がすぐに続くので、テキストが手元になくても音声だけで十分練習になるのです。
車を運転する方であれば音楽を流す代わりにTOEICを流しながら運転しているだけでも徐々に力になってきます。
オススメ対策本その2:出る単特急 金のフレーズ
TOEICのスコア底上げに重要なボキャブラリーを増やすために効果的なのがこちらの本です。
ポケットサイズで持ち歩き可能なため、忙しい毎日でも通勤や休憩時間など合間の時間にサッと鞄から出して勉強ができます。
載っている単語も頻出単語ばかりのため、この本を重点的に読んでおくだけで難しい単語が出てきても「見たことがある!」となります。
試験当日にもこの本をしっかり見直しておくことで最後の対策になります。
対策本を用いたオススメ勉強法
TOEIC対策本は基本的に上記2冊あれば十分です。
あまりにも増やしすぎると余計な手間がかかったり、結局1冊1冊にかける時間が短くなるなどして効果が薄れたりしてしまう可能性があります。
基本的には公式問題集を使った重点的な勉強、出る単特急を使った語彙の勉強を組み合わせることで高得点を狙うことができます。
日々の習慣づけとしては、毎朝起床後、通勤時間、デスクについてから始業までの間のどれかの時間を有効活用するのがよいでしょう。
仕事終わりは不規則な予定が入ることが多く、できる限りパターンが決まっている朝を上手く自己研鑽の時間に当てていきましょう。
まとめ
- 公式問題集で本番対策とリスニングを十分鍛えること
- スキマ時間に出る単特急で語彙を着実に増やすこと
- 忙しい朝の時間を有効活用し上記2冊を重点的に取り組むこと
学習のモチベーションに関する記事はこちら。