睡眠時間を削っていませんか?
最近、よく眠れていますか。
仕事や家事、副業や自己研鑽、あるいは学業や研究など、人生にはやりたいことややらなければならないことがたくさんあります。
「時間が足りない!」
そんな悩みはきっと多くの方が抱えていることでしょう。
忙しい日々を過ごすうちに、つい生活習慣が乱れてしまうことがあります。
しかし決してやってはならないのは、睡眠時間を削ることです。
削ってはいけない睡眠時間
人間が生きていく上で、削って良い時間と駄目な時間があります。
ついつい軽視されがちな睡眠時間ですが、実は最も削ってはいけない時間です。
睡眠の重要性
睡眠の役割は心身ともに疲労を回復させることです。
睡眠中には体内の修復・回復を促す成長ホルモンが分泌され、体内での代謝活動が促進されます。
脳も休まり自律神経の働きが整うため、ストレスの解消につながります。
現代日本が「高ストレス型社会」と呼ばれる中で、睡眠はストレスを根本的に減らす貴重な手段です。
睡眠不足による心身へのリスク
睡眠時間が足りないと心身に負荷がかかります。
睡眠不足によるリスクには次のようなものがあります。
- 疲れやすくなる
- ストレスを感じやすくなる
- 暴飲・暴食
- 集中力が続かず注意が散漫になる
このように睡眠不足は様々なリスクを伴います。
体調不良や精神疾患の原因が睡眠にあることも多いです。
「楽しい時間」と「生産的な時間」は削らない
人生において削ってはいけない時間の代表は睡眠時間だと述べました。
では他に削ってはいけない時間は何でしょうか。
筆者は「楽しい時間」と「生産的な時間」の2つは削らないと決めています。
睡眠時間は心身ともに万全の状態を維持するための時間ですから、極めて「生産的な時間」です。
生産的な時間には他にも掃除の時間や自己研鑽の時間なども含みます。
「楽しい時間」は人によって大きく違いが出ると思います。
筆者にとっては家族や友人と過ごす時間、さらに趣味の旅行やものづくりに熱中する時間は重要です。
これらの時間は決して削れません。
睡眠時間を確保するために
睡眠時間が大事だという話をすると、「いや、時間より睡眠の質が大事だ」という意見を頂くこともあります。
確かに、睡眠の質は非常に大事です。
しかしそれは、「充分寝ていても質が悪いと睡眠の効果が低い」という話であって、
「質が良ければ睡眠時間が短くても良い」という話ではないのです。
ここを間違えないようご注意ください。
最低限の睡眠時間は人それぞれですが、日中に眠気を感じることなく活動的に動けるだけの睡眠時間を確保した上で、より質の良い睡眠を取ると良いでしょう。
筆者は忙しくても毎日0時前にはベッドに横になります。
たとえなかなか眠れない場合でも、ベッドに横になって目を閉じていることが大事です。
忙しいときは睡眠時間は確保した上で「楽しい時間」と「生産的な時間」以外の時間を可能な限り削ります。
例えば、ついスマホを眺めてしまう時間や、一緒にいる必要のない相手と過ごす時間です。
人生は有限です。
睡眠時間を削った影響で、健康寿命が減ってしまっては本末転倒です。
限られた時間でやりたいことをやるために。
たまには睡眠時間を見直してみると、大切な気付きがあるかもしれません。
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