Wordの表位置を設定する
Wordの表は文書作成をする際に頻繁に用いられます。
表のデザイン自体が綺麗にまとまっていても、表の位置が悪いと全体としてバランスがとれていない印象を与えてしまいます。
表は写真や図形と異なり自由にドラッグ&ドロップで位置を整えることが難しいです。
「表のプロパティ」からインデントを設定することで綺麗に整える方法をご紹介します。
インデントで表位置を整える
Word資料の例
こちらのような実験レポートを用意しました。
実験結果の表位置を整えていきます。
表のプロパティ
表を右クリックし「表のプロパティ」を開きます。
表の「配置」が「左揃え」の状態で、「左端からのインデント」を「4mm」に設定します。
フォントサイズ10.5のスペース1文字分だけ表が右側へ移動しました。
1行上の文字と左端が揃っているので見栄えがよくなりました。
さらに、表のプロパティから表を中央揃えに設定することもできます。
再び「表のプロパティ」を開き「配置」を「中央揃え」に設定します。
表が文書の中央に配置されました。
こちらも非常に見栄えが綺麗です。
ドラッグ&ドロップで表位置を決めるデメリット
「表のプロパティ」からの設定方法を紹介しました。
一方で「表なんてドラッグ&ドロップで動かせる」という方もいらっしゃると思います。
筆者としてはWordの表をドラッグ&ドロップで配置することはオススメしません。
写真や図形のように自由に移動ができないことが主な理由です。
ドラッグ&ドロップで動かそうとしても、動かなかったり下図のようにずれた位置に移動してしまったりと難しいのです。
文字と左端を揃えるために4mmだけキッチリ動かすとなると、ドラッグ&ドロップではほとんど不可能といえます。
このため表のプロパティからの設定が効果的です。
まとめ
Wordの表位置を整える方法について紹介しました。
- Wordの表位置は表のプロパティから設定できる
- 左端から4mmのインデントで1文字分のスペースと同等となる
- 表をドラッグ&ドロップで綺麗に配置するのは非常に難しい
Word文書作成時は目次の作成も効率化しましょう。
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