PowerPointで簡単なパターンをデザインする【オブジェクトの配置】

PowerPointで簡単なパターンをデザインする【オブジェクトの配置】

PowerPointでパターンをつくる

PowerPointはプレゼンテーションだけでなくデザインソフトとしても優れた機能を有しています。

スライドの背景や簡単な装飾はもちろん、ロゴデザインや簡単なキャラクターまで作れてしまうのがPowerPointです。

今回は簡単なデザインの例として、ある図形やイラストが綺麗に配置されたパターン模様を作成していきます。

デフォルトの図形パターンの使い方

PowerPointにはデフォルトで図形にパターンを配置することが可能です。

図形を挿入し、「図形の書式設定」ダイアログを開いて「塗りつぶし(パターン)」を選択します。

パターンは数十種類用意されており、ストライプや水玉、レンガ模様から市松模様、うろこ、格子と幅広い選択肢があります。

種類は豊富ですが、一方でカスタマイズ性には少々難があり、模様の細部を調整したいけどできないといった使いづらさも感じます。

1個の図形からパターンを作成する

PowerPointのデフォルトのパターン設定と異なり、カスタマイズ性に富んだ自由自在にパターンを作る方法を解説します。

基準となる図形を用意する

まずは1つ基準となる図形またはイラストを用意します。

今回は例として星形の図形を挿入しました。

多少「図形の効果」を使用して立体感を出してあります。

基準図形を量産する

基準となる図形をコピー&ペーストで量産します。

ショートカットキーは「Ctrl+C」と「Ctrl+V」です。

図形を横一列に並べる

いくつか貼り付けたら、図形のひとつを右端まで移動させましょう。

PowerPointはデフォルトで上下位置を揃えてくれる機能があります。

ただし、ここでは無理に上下位置を揃える必要はありません。

続いて全部の図形を選択します。ショートカットキーは「Ctrl+A」です。

書式」タブにある「オブジェクトの配置」を選択し、「左右に整列」を選択します。

図形が横に並びました。

さらに「書式」タブの「オブジェクトの配置」から「上揃え」を選択します。

図形が横一列に同じ高さで並びました。

ここで一番端の図形の位置を調整し、必要であれば図形の数を増減します。

調整が終わったら再び「左右に整列」を行います。

星形が横一線に綺麗に並びました。

図形を縦一列に並べる

まずは横一列に並んだ図形をグループ化しておきます。ショートカットキーは「Ctrl+G」です。

コピー&ペーストで量産します。

ひとつの図形を下に移動させ、全選択した後に「書式」タブの「オブジェクトの配置」から「上下に整列」を選択します。

さらに左右の位置を調整します。「左揃え」「右揃え」「左右中央揃え」のどれでも構いません。

パターンが出来上がりました。

製作したパターンの仕上げ

最後に全体の図形をグループ化します。「Ctrl+A」と「Ctrl+G」です。

製作したパターンを使いたいサイズになるように調整しましょう。

縦横比が変わらないように必ずShiftキーを押しながらドラッグしてサイズを変えましょう。

完成したパターン

こちらが完成したパターンの例です。

画像でのエクスポートはPowerPointの「名前を付けて保存」から「PNG」を選択して保存できます。

お気に入りのイラストをパターン化してブログの背景や待ち受け画像にするのはいかがでしょうか。

本サイトではPowerPointのデザインテクニックを多数紹介しています。

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