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PowerPointのGIF変換機能が無くなった!?
アニメーションを作るのに便利なソフトウェアはたくさんありますが、特にお手軽なのがPowerPoint。
PowerPointのスライドショーをアニメーションに変換することで、複雑なソフトウェアの機能を覚えることなく簡単にアニメが作成できます。
例えば、このような数秒程度の短いアニメーションであれば簡単に作れます。
このアニメーションですが、動画の使用環境によっては拡張子に気を遣うことがあります。
動画形式であればMP4やAVIなどの拡張子がありますが、Wevなどによく用いられるのがGIF形式のアニメーション。
実は、PowerPointでのGIF形式変換は、一昔前まではできていたのですが、最新のOffice2019では機能が無くなっているのです。
直接GIFには変換できないので、私が独自に使用しているPowerPointのGIFアニメ作成方法を紹介します。
PowerPointでのGIFアニメーション作成方法
スライドショーの準備
まずは素材となるPowerPointスライドショーを作成します。
今回はサッカーボールのシュートの動画を次のような構成で作成しました。
- ボールの「表示」アニメーション
- ボールの「拡大/収縮」アニメーションで「収縮10%」を0.5秒
- 星形の「フェード」アニメーションを0.1秒
- GOALの文字を「ズーム」アニメーションで0.5秒
以上の4つを組み合わせてアニメーションを表現しました。
スライドショーを動画に変換
続いてスライドショーを動画に変換します。
「ファイル」タブから「エクスポート」、続けて「ビデオの作成」を選択します。
動画の品質を選択します。
基本的に動画は軽くしたいので、鮮明なものを特別に求めない限り「標準(480p)」を選択します。
昔はここに「アニメーションGIFを作成する」というコマンドがあったのですが、PowerPoint2019では廃止されています。
アニメーションの時間を設定します。
スライドショーの長さから自動的に決まるわけではないので、手動で設定しないと短くなりすぎたり長くなりすぎたりします。
今回はアニメーションがシンプルなので「2秒」に設定しました。
完了したら「ビデオの作成」を選択することでスライドショーが動画に変換されます。
ただし、作成した動画の拡張子はこの時点でMP4です。
GIF形式には直接変換できないので、オンラインサービスを利用します。
拡張子の変更
無料で動画をGIFに変換できるオンラインサービスは多数存在します。
今回は「ラッコツールズ」さんを使用しました。
ファイルを選択して「開始/終了時間」「速度」「幅/高さ」を設定することでGIFアニメーションが作成できます。
数秒で変換は終わります。
GIFが完成したらダウンロードして、作業は完了です。
PowerPointのスライドショーからGIFアニメーションを作成する方法を紹介しました。
まとめ
- PowerPointからGIF動画へは直接変換できない
- まずはPowerPointをMP4動画形式へエクスポートする
- MP4からGIFへの変換はオンラインサービスが便利
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