PowerPointの矢印に使うアニメーションは「スライドイン」よりも「ワイプ」が効果的

PowerPointの矢印に使うアニメーションは「スライドイン」よりも「ワイプ」が効果的

矢印のアニメーション

PowerPointに用いる図形の定番といえば矢印

ビジネスにおけるプレゼンテーションでも、学生の研究発表でも、何らかの成果やアイデアを表現する場において、矢印は重要な意味を持ちます。

矢印の意味をわかりやすく言うなら、ビフォーアフターです。

例として、以下のような資料を用意しました。

こちらの資料では、業務改善による効果のビフォーアフターを表しています。

真ん中にある青色の矢印がキーアイテムとなり、わかりやすい表現になっています。

この資料をプレゼンテーションで用いる場合、Beforeだけをまず表示して説明した後、矢印およびAfterをアニメーションで登場させる、という見せ方が定番です。

その際によく見かけるのが「スライドイン」というアニメーションですが、聴衆の目線という意味で考えると、実は「ワイプ」の方が効果的なのです。

それぞれの違いを解説します。

矢印の「スライドイン」

まずはスライドインで矢印を登場させてみましょう。

よく見かける定番のアニメーションなので、一度は使ったことがあるのではないでしょうか。

まず矢印を選択した状態で「アニメーション」タブから「スライドイン」を選択します。

今回は左側から登場させたいので、スライドインの方向を変更します。

効果のオプション」から「左から」を選択します。

矢印の後に「After」の項目を登場させたいので、同様にAfterの項目もスライドインを設定します。

順序は「アニメーションウインドウ」から編集します。

Afterの項目を選択し、「直前の動作の後」を設定することで、矢印の後に続けてAfterの項目が表示されます。

ここまで設定した「スライドイン」のアニメーションを、続けて見てみましょう。

左から流れるようなアニメーションが実現できました。

このままでも悪くはないのですが、若干見づらいポイントがあります。

プレゼンテーションで重視すべきポイントは、聴衆の目の動きです。

余計なところに目線が動くと、聴衆はどこを見ていいかわからず、疲れてしまいます。

「スライドイン」は効果的ですが、アニメーションがダイナミックすぎて、登場するときに一度左端を目で追うことになってしまいます。

そこで有効なのが「ワイプ」アニメーションです。

矢印の「ワイプ」

ワイプ(Wipe)とは、紙芝居のように画面が横に引き抜かれるように入れ替わる動作を意味します。

PowerPointのアニメーションにおいて重要な機能を持ちます。

矢印を選択した状態で「アニメーション」タブから「ワイプ」を選択して設定します。

Afterの項目も同様に設定し、アニメーションの順番を整えます。

最小限のシンプルな動作で、左から流れるような動きが再現できました。

「スライドイン」のようにダイナミックすぎる動きではなく、最小限の表現に留めたことでスッキリとした見栄えになりました。

聴衆の目の動きも限られたものとなり、余計なところまで目で追って疲れるようなこともなくなりました。

わずかな違いですが、こうしたアニメーションのひとつひとつがプレゼンテーション全体のクオリティを大きく左右します。

多種多様なアニメーション機能を正しく使い分けることがワンランク上の発表へと繋がります。

まとめ

「スライドイン」と「ワイプ」のアニメーションを解説しました。

  • 矢印のアニメーションには「ワイプ」が効果的
  • 「スライドイン」は定番だけどダイナミックすぎる
  • 聴衆の目の動きを意識してアニメーションを設定する
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