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連番の入力は2通りを使い分けよう
Excelでは大量のデータを扱うことが多いです。
1000個、10000個のデータに連番を振るだけでも、やり方によって作業時間が大きく変わります。
Excelで連番を振る方法は主に2通りあります。
「オートフィル入力」と「連続データの作成」です。
前者は有名ですが、後者はあまり用いられていません。
オートフィル入力は短い連番だけ
オートフィルの使い方
まずは1から10までの連番を作成してみましょう。
セルA1に1を入力し、その下のA2に2を入力します。
A2のセル右下にカーソルを合わせるとカーソルが十字に変わります。
2つのセルをドラッグすると連番が入力されます。
これがオートフィル入力です。
1から10のような短い連番はこの方法がとても便利です。
オートフィルの弱点
便利なオートフィルですが、弱点もあります。
数千、数万という長い連番の入力にとても時間がかかることです。
マウスのドラッグによって入力の速さを変えられますが、限界もあります。
試験的に1000までオートフィルで入力したところ、8秒かかりました。
これが何十万という数になれば10分以上マウスをドラッグし続けることになり、、なかなかの手間といえます。
長い連番は連続データが便利
連続データの作成方法
Excelの「連続データの作成」を使えば、1から10000、1000000のような長い連番も一瞬で作成することができます。
「ホーム」タブの「編集」、「フィル」、「連続データの作成」と選択します。
ダイアログボックスが開きます。
今回のように連番を縦に並べたい場合は「範囲」で「列」を選択します。
種類は「加算」を選択。
増分値は「1」、停止値は「10000」にしてみます。
OKを押すと次のように一瞬で連番が作成されます。
連続データの作成を使うメリット
Excelの最終列である1048579まで連番を入力することを考えます。
オートフィルであれば、1000列で8秒として140分ほどかかる計算になりますが、連続データの作成であれば次のように一瞬で完成します。
作業時間を大きく短縮できる方法として覚えておくと便利でしょう。
まとめ
- 短い連番はオートフィル入力が便利
- 長い連番は「連続データの作成」で一瞬
- 2通りを上手く使い分けよう
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