ハードディスク使用量が限界でPCが重い
PC動作が重くなる要素はさまざまなものがあります。
余計なアプリが動いていたり、PC容量がいっぱいだったり。
簡単な対処法としてはタスクマネージャーから余計なアプリを強制終了させるというものがあります。
タスクマネージャーは「Alt+Ctrl+Delete」キーから「タスクマネージャー」を選択することで表示できます。
表示させてみたらHDDがいっぱいで動きが重くなっていることがあります。
このような場合「SuperFetch」という機能を無効化することで大きく改善する可能性があります。
SuperFetchとは?
SuperFetch(スーパーフェッチ)とは、よく使うアプリケーションのデータをキャッシュとして管理することで、アプリケーションの起動を高速化する機能のことです。
「SuperFetch」は旧名称で、「SysMain」と呼ばれることもあります。
パフォーマンス向上のための機能なのですが、PC環境によっては逆に動作速度を低下させてしまうこともあります。
SuperFetchを無効化することでPCが軽くなって動きやすくなる可能性があります。
SuperFetchの無効化
無効化する方法を解説します。
まずはWindowsの検索機能より「サービス」アプリを起動します。
サービスが起動したら、「SysMain」を選択します。
「SysMainのプロパティ」が開きます。
ここで「スタートアップの種類」で「無効」を選択します。
これでSuperFetchが無効化されました。
バックグラウンドでは動いているので、Windowsを一度再起動します。
再びタスクマネージャーからHDD使用量を確認すると、かなり軽くなっていました。
このようにSuperFetch機能を無効化することで、PCが軽くなる場合があります。
SuperFetchを無効化するデメリットとして、アプリケーションの起動時に読み込みが遅くなるという点があるようですが、そもそも重すぎるPCの場合には影響はほとんどありません。
もちろん、PCが重くなる要因にはさまざまなものがあるので、必ず有効とは限りませんが、ひとつの手段として実施してみると良いと思います。
まとめ
SuperFetchを無効化する方法を解説しました。
PCを少しでも軽量化させておくことは無駄な手間やストレスを減らす重要な手段です。
- SuperFetch(SysMain)はアプリケーションのキャッシュ管理機能
- PCが重い場合にSuperFetchがHDDを圧迫している場合がある
- 無効化することでPCを高速化できる可能性がある
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